2018/07/17

意思決定スピ―ドと資産の相関

猛暑の中であるが、日々お客様と資産運用の打ち合わせを行っている。

彼是10年以上にわたって多くの人にお会いし、お話しする中で、投資で成功する人とそうでない人の違いがわかるようになってきた。

当社のお客様は、基本的に素晴らしい人たちばかりであるが、特に成功している人たちほど、仕事に集中して、自分の時間を大切にしていると感じる。そして自分自身の時間だけではなく、他の人の時間、例えば我々アドバイザーの時間も大切にしてくれるのである。

一方で冴えない人は、総じて意思決定が遅い。結論を先延ばししても何のメリットもないことに無駄に時間をかけて、忙しいという理由をつけて時間を浪費する。

こういうタイプの人は、仕事でも資産運用でも成功することはないだろう。本当に忙しい人は、意思決定も行動も早いため、やるべきことを先延ばしすることはなく、すぐにやるということを徹底している。もちろん単純にスピードが早いということではなく、意思決定の質も極めて高い。資産運用においても感情に任せた投機ではなく、リスクを理解したうえで必要なリスク(とるべきリスク)をとって、時間を最大限に使って長期的にリターンを生み出そうとしている。

いい投資家ほど時間の大切さを理解し、時間を味方につけるため、成功するのである。

私自身も、ファイナンシャルアドバイザーとして経営者として投資家として、日々様々な意思決定を行っているが、意思決定の時間も仕事も極めて早い。

そもそも結論を無駄に先伸ばしするようなことをやっていては成功などできるはずがない。日本のダメな組織にありがちなスピード感の欠如は、生存競争が激しくなった今、致命的であるが、組織だけではなく個人も同様に意思決定が大変重要になってきた。

変化に対応できない個人は確実に競争から取り残されて、格差は今後ますます拡大する可能性が高い。人生において個人も、しっかりと意思決定して、決定した方向で最大限努力して、結果を出していくことが大切である。

本当に興味深いことに当社のお客様を見ていると、運用金額が大きい人ほど意思決定が早く、運用金額が小さい人ほど優柔不断で意思決定に時間をかけて、結論を先延ばしする傾向があるのだ。事実、当社でも億単位で運用しているお客様もたくさんいらっしゃるが、あきらかに1000万円運用する人よりも意思決定スピードが早い。

成功している人は、人生において、必要な意思決定をスピード感をもって適切に行ってきたからこそ、結果として資産が大きくなったということも言えるだろう。

二つの資産を働かせる

人は誰でも二つの資産を持っている。『人的資産』と『金融資産』である。 人的資産とは、お金を産み出す自分自身で金融資産とはお金を産み出す『預金』や『債券』そして『株式』である。伝統的なこれらの資産以外の資産をオルタナティブ資産と定義する。不動産投資信託(REIT)やコモディティ...