2019/05/08

エドワードジョーンズ社



10連休を利用して、12日間、息子が留学するウィスコンシン州に妻と旅行してきた。息子は、大学入学前のプレスクールに通うため、アップルトンという人口が10万人にも満たない小さな街に住んでいる。

滞在中、日本人は、留学生以外全く見かけなかった。どこに行っても『アップルトンに何しに来たのか?』と聞かれるくらい日本人は珍しいようであった。

シカゴからマディソン(州都)に飛行機で飛び、マディソンから、Uberで2時間くらい北上してようやく到着したのだが、典型的な車社会のアメリカの田舎町で、街を歩いている人は、いない。人が歩く街の設計になっていないのだ。ただウィスコンシン州は、もともとドイツからの移民が多い地域で、ビールやチーズがおいしくて行ったレストランもレベルが高く、私の知っているアメリカの食事とは全く別物であった。ラストベルトと呼ばれる地域に隣接しているものの、人々の暮らしは非常に豊かで全米の中でも失業率が低い地域だそうだ。白人が多く、かといって会う人会う人外国人に対してフレンドリーで、治安も良い印象を受けた。最近、治安が最も悪いとされるデトロイトなどとは一線を画している豊かな州なのである。ウィスコンシン大学マディソン校があるマディソンも訪問したが、こちらもアカデミックでモダンな街でヨーローッパ風のおしゃれなカフェやレストラン、ショップが数多くあり、非常に活気に溢れた雰囲気であった。日曜日にもかかわらず大学のキャンパス内は、大学生がカフェやレストランでパソコンを開いて、真剣に勉強していたのがとても印象的であった。

こんな素敵な街が中西部にあったのか?とびっくりした。さて前置きが長くなったが、息子の住むアップルトンという小さな街を散策しているとEdward Jonesの看板を見つけ、思わず飛び込みで事務所を訪問した。残念ながらファイナンシャルアドバイザーの方は、不在であったがアシスタントの女性とお話することができた。

エドワード・ジョーンズ社は、セントルイスに本社があり、全米に1万店舗以上ある証券会社であり、ピーター・ドラッカーの書籍などでも良く紹介されている知る人ぞ知る世界で称賛されている証券会社である。

写真の事務所も他と同様、ファイナンシャルアドバイザーが一人、アシスタント一人で運営されている。アップルトンにあるこの店では、お客様350名程度を一人のアドバイザーが担当しているそうだ。

当社バリューマネジメントのビジネスにおいて参考とした証券会社であるが、実際に訪問してみてローコストで一人のアドバイザーの生産性が高いことが容易に想像することができた。

昨今、日本の証券会社もようやく無駄な店舗を縮小、再編するなどして、従来の営業体制を見直ししているが、エドワード・ジョーンズのファイナンシャルアドバイザーは、一人事務所においてアドバイザーがかかりつけのドクターのように責任をもってお客様に寄り添い、転勤などもなく長くいいおつきあいをしているのである。

当社のビジネスも日本とアメリカの違いはあるものの、エドワードジョーンズ社のいいところは積極的に見習っていきたい。バリューマネジメントも2006年創業以来、素晴らしいお客様に恵まれ、最初の店舗はエドワードジョーンズにも負けない成功を収めていると思う。次の店舗をどのように育てていくのか?が今後の当社の課題である。思いがけず世界一の証券会社をアメリカの田舎町でみつけて、いい刺激をもらった。

2020年の最大リスク

今年は、元旦から妻と娘と富山でゆっくりと過ごした。氷見の寒ブリ、宇奈月温泉、ガラス美術館などを満喫して我が家の2020年はスタートした。留学中の息子は、冬休みを利用してバックパックでアトランタ、ワシントンDC、ニューヨーク、マイアミ、オーランドを一人で周遊して、正月はマイアミビー...