2019/05/26

資産運用を始めるタイミング

人生初の左足ふくらはぎの肉離れで殆ど歩けないため、ブログを更新することにした。

長年にわたって個人投資家にアドバイスをしてきた経験上、資産運用を始めるタイミングはとても重要であると考えている。資産運用を始めるタイミングを間違えてしまうと、預金不足から資産運用を継続できないからである。

私の反省点でもあるが、当初、資産運用は早く始めたほうが良いと考えていた。しかし、それは資産運用の現場を長年経験した今、間違いであったと最近、思いなおしている。

20代の若いビジネスパーソンが私のところに資産運用をしたいと言ってくる。理由を尋ねると、なかなかお金が貯まらないから、何らかの形でお金を積み立てたいという理由が殆どである。つまり、ひと昔前の財形貯蓄の代わりのようなものだ。

一見、素晴らしい心構えかつ取り組みのように思うのだが、内実は、一部のよほど精神力の強い人を除いた多くの若者は、数年間積み立てを継続した後に預金不足から投資信託を解約して資産運用を継続することが困難となることが多いのだ。

これはお金が貯まらない人の典型例であるが、何年か積み立てをしてはお金が足りなくなって投資信託を解約する結果、長期投資が継続できないため、いつまでたってもお金が貯まらない悪循環に陥ってしまうのだ。

ごくまれに積み立て投資を継続できる若者もいるが、月々に数万円の積み立て投資を何年か継続したところで大して運用益も期待できない。NISAがどうこう言う前に仕事を一生懸命やったほうがいいと思う。積立投資を勉強のためにやる意義は全くないとは言えないが、正直なところ大して勉強にもならない。ある程度まとまった金額を運用することで経済効果が期待できるし、しっかりとリスクをとることで勉強にもなるのだ。

まとまったお金がない人は資産運用よりもまずは仕事に集中して、しっかりと預金するべきである。必要な預金を確保した上で個人的には、当社のお客様の多くがそうしているように1000万円以上の金額で運用をスタートするのが良いと思う。

さて当社のお客さまはビジネスパーソンとして活躍されている方が多いが、資産形成に成功してきた人にはある共通点がある。それは、若い時から仕事を一生懸命やっていること、無駄遣いをしないこと、つまり身の丈にあった生活を送っている人達である。

たまたま、うちの娘は、初任給と5月の給料が銀行口座に振り込まれてニコニコしてスマホのアプリで銀行口座の残高を確認しているが、そのような感覚は大切で、収入と支出を管理することで預金することが可能となるのだ。

最近、お客様になった30代の女性は、一生懸命仕事してきた結果、ふと気づくと30代半ばで3000万円近い預金が貯まっていた。社会人12、3年目で自力でこの数字は本当にすごいことである。

さすがにゼロ金利下で預金がだぶつき運用の必要性を感じていた頃にお会いし、当社に運用を任せていただくことになった。彼女は、とても仕事ができる人であることは間違いないが、社会人生活10年以上にわたって、預金の習慣が出来ている。このような人は資産運用を始めても途中で中断することなく継続することが容易なのだ。BUY&HOLD、正しい方法で長期投資を継続できるため、将来的に大きなリターンを獲得することが可能となるのだ。

そもそも仕事に集中しているため日々の株価などの値動きには全く一喜一憂することがない。リスク許容度に見合ったポートフォリオ案に従ってたんたんと運用を実行している。彼女にとって資産運用は、これまでやってきた預金と同じ感覚であると思う。

彼女のような人は、日本ではまだまだ少数派であることは間違いないが、当社においては近年、彼女のようなお客様が徐々に増えており、新しい時代の成功者のモデルだと考えている。証券会社に入社した娘にも当社のお客様のように経済的に自立した人になってほしい。よって資産運用するよりもまず、しっかり預金をする習慣を身に着けることをすすめている。これが資産運用で成功するための一番の近道だから。

ひと昔前のお金持ちのイメージは、成功した経営者、医者、弁護士など年収が高い人のイメージかもしれないが、これからの時代は貯めた預金を元手に長期で運用できる賢明な投資家となるかもしれない。

ゴーイングコンサーン

先日、3連休を利用して鹿児島を観光した。たまたま、滞在中、鹿児島のメインイベントおはら祭りとアーケードで焼酎を試飲する焼酎ストリートというイベントが開催されており、街が賑わっていた。 焼酎と黒豚と枕崎の鰹そしてさつま揚げが美味であった。霧島、世界遺産の仙厳園や桜島、知覧特攻平...