2019/11/11

ゴーイングコンサーン

先日、3連休を利用して鹿児島を観光した。たまたま、滞在中、鹿児島のメインイベントおはら祭りとアーケードで焼酎を試飲する焼酎ストリートというイベントが開催されており、街が賑わっていた。

焼酎と黒豚と枕崎の鰹そしてさつま揚げが美味であった。霧島、世界遺産の仙厳園や桜島、知覧特攻平和会館や武家屋敷、指宿の砂むし温泉、開聞岳を周遊した。桜島の噴火が最近やや活発化しており、先週、噴煙が過去最高の5500mまであがったとのこと。鹿児島の皆さんは桜島の火山灰との共存は日常であるが、旅行者からすると生活が大変だと感じてしまうのだが、そんな事も含めても鹿児島という街はあまりある魅力があり、再訪したいと感じる街である。

夏以降、長崎、愛媛、松本、青森、山口、福岡、鹿児島、愛媛と出張や観光で訪れた。
その町の郷土料理を堪能したり、その土地の方と話したりして、あらためて日本の地方都市は個性的で魅力的であると感じた。もっともっとキャッシュレスや外国人の受け入れの工夫をすれば海外観光客をさらに呼び込めるはずである。地方都市が元気にならなければ、日本経済は活性化しない。今月は、宮崎、来月は富山を訪問する予定である。

さて、本題であるが、いつの日からかもともとなのか分からないが芸能人やタレントに全く興味がないため、スポーツ番組とニュース番組、ネットフリックス以外のプログラムを見なくなった。だから芸能人やタレントなどどうでもいいのだがチュートリアル徳井氏の悪質な事件には個人的にも腹が立つ。私に限らず、まじめに働いてちゃんと納税している人であれば誰でも怒りがこみ上げてくるはずである。

それにしても世の中には安易に節税対策のために法人を設立している人が多いことに驚かされる。芸能界などでは個人事業の売り上げが2000万円を超えると法人設立をすすめられる人が多いらしいが実に愚かな話である。個人的にはサラリーマンの節税目的の不動産投資と同様に浅はかだと思う。

芸能人に限らず2000万円程度の売り上げで法人を作るメリットは、全くないだろう。では売り上げが5000万円の芸能人であればメリットがあるかというとさまざまな事を考慮するとメリットはないと思う。特に雇用する社員がいないのであれば個人事業主としてやったほうがいいに決まっている。そんな当たり前のことをアドバイスしてくれる人もいないのかもしれない。

法人を経営するということは想像以上に大変なことである。勉強もしていない芸能人に会社経営できるほど世の中は甘くない。節税目的の会社が発展するはずもなく、どこかで計算通りいかず失速して終わるだけだ。徳井氏の会社も時間の問題だろう。特に芸能人やタレントのように浮き沈みの多い世界であれば個人事業主のほうが給与を決める必要もないためフレキシブルに活動できるはずである。社会保険や税務処理などの負担も法人と比べると小さく、もちろん青色申告や専従者の雇用も可能である。

上場した経営者らが、みんな揃って資産管理会社をつくることにも多少の違和感があるが、経営者による資産管理には経済効果やそれなりの意味はあるだろう。一方で経営も何も分かっていない芸人が節税のために会社を作るということは、もうやめたほうがいいだろう。

経営に無知であればあるほど誰かに騙される可能性は高く、結局は余計なことはしないで個人事業主として活動して税金を払ったほうが良いと思う。

そもそも会社はゴーイングコンサーン(永続)が前提である。永続を前提としない事業であれば個人事業としてやるべきである。

少しでも節税したいという気持ちは理解できなくもないが、安易な節税方法などはなく、しっかりと払うべき税金を払って、税引き後のお金を運用して増やしていくことが王道ではないか。

当たり前であるが成功している人は稼いで、成功している会社は、利益をしっかり出してきっちり納税しているのだ。残念ながら納税意識が低く、安易な節税策に走る個人や会社が成功する見込みはないし、中途半端な人に限って節税に過剰に反応するのである。

税引き後のお金を長期投資でしっかりふやすといった意識を持っていただきたいものだ。


お客様とともに

2019年、令和元年もあと一カ月。昨年12月はマーケットが急落したものの、今年は今のところ堅調で当社のお客様の資産も順調に増えている。もちろん、これから先マーケットはいつも安泰であるはずはなく、厳しい局面もあるだろう。気を引き締めて、いかなければならない。 当社のお客様はお仕...