2020/02/13

お客さまと運用会社をつなぐ

2020年2月現在、中国本土を中心とした新型コロナウイルス拡大による世界経済への影響が懸念されるが、意外にもNYダウやナスダックが史上最高値を更新するなどマーケットは、好調である。当社のお客様は、今回の状況において冷静そのもので慌てて投資信託を売却する人は、一人もいなかった。実に素晴らしいことである。当社としても創業以来、お客様にBUY&HOLDを言い続けてきた。あのリーマンショックの時でさえ、BUY&HOLDを徹底してきた。あらためて今回もまた、正しい方法で長期投資を継続することの重要性を再認識した次第である。

日経平均はリーマンショック後の2009年3月10日の底値7,054円から23,800円台(本日時点)まで上昇しており、2010年当時、当社のお客様にご投資いただいた日経225に連動する投資信託は、3倍以上に増えている。1000万円の運用で3000万円超となっているのだ。

多くの人が資産運用で100万円増えると嬉しいかもしれないが、100万円増えたところで、その人の人生に大きな影響はない。しかし、資産運用で1000万円、3000万円、5000万円、1億円増えるとその人の人生を豊かにすると考えている。

当社は、お客様の資産を100万、200万増やすために活動しているわけではない。全てのお客様に長期で最低1000万円以上のリターンを獲得していただきたいと考えている。

そのためには、やはりお客さまにも最低1000万円の投資資金を確保していただくことが重要である。目標利回り6%で12年運用すれば、1000万円は2000万円となる。実際に当社で10年以上運用していただいているお客様の資産は、当初から2倍以上になっている。BUY&HOLDで多くのお客様が10年超の運用で数千万円超のリターンを獲得しているのだ。

もちろん、ただ長期投資すれば良いという単純な話ではない。資産配分とファンドの銘柄選択がこれまで以上に重要性を増してくるだろう。

例えば一例であるが日本株インデックスにおいても日経平均とTOPIXでは近年、運用成果は大きく異なっている。TOPIXは、日経平均に大きく劣後しているのだ。日本人の多くは、当然ながら日本経済の影響を受けるため、当社は、お客様のポートフォリオにあまり日本株を多く配分しない、あるいは組み入れない場合も多い。日本人が日本株をたくさん持っていること自体が、リスク分散とならないからだ。日本株をポートフォリオに組み入れる場合も、TOPIXは外して日経平均を組み入れるということを徹底している。そのような選択が、お客様の資産価値を長期で高めていくと考えている。

多くの人は、未だに金融機関の営業マンに勧められるがままによくわからない投資信託を購入している。残念ながら、そのような判断が報われる見込みは極めて低いだろう。

日本国内に6000本以上の公募の投資信託があるが、本当に良い投資信託はごくわずかである。

では本当に良い投資信託とは何か?

運用会社、運用チーム、運用哲学、運用体制、運用実績などをしっかりと見極めていくことが大切である。

当社は、運用会社とのミーティングを通じて、お客様の大切な資産がしっかりと運用されているか?を定期的に確認している。それなしには安心して夜もぐっすり眠れないからだ。素晴らしい運用会社は、長期投資家とつながる私たちファイナンシャルアドバイザーとのミーティングを重視し、大切にしてくれる。

お客様(長期投資家)と素晴らしい運用会社(本当に少ない)をしっかりつなぐことが、私たちの大切な仕事である。

CASA MILA

2020/01/18

2020年の最大リスク

今年は、元旦から妻と娘と富山でゆっくりと過ごした。氷見の寒ブリ、宇奈月温泉、ガラス美術館などを満喫して我が家の2020年はスタートした。留学中の息子は、冬休みを利用してバックパックでアトランタ、ワシントンDC、ニューヨーク、マイアミ、オーランドを一人で周遊して、正月はマイアミビーチのドミトリーで世界各国の若者たちと過ごしたようだ。先日、大きなトラブルもなく無事にウィスコンシンに戻った息子に『どこか一番良かった?』と聞くと、ワシントンDCのトーマス・ジェファーソン記念館とアトランタのキング牧師の記念博物館に特に感動したようだ。フロリダのケネディ宇宙センターやユニバーサルスタジオよりも、歴史好きにはそっちのほうがいいらしい。

またワシントンDCでは、我が家に3年前にステイした宇宙飛行士の卵、クリス(本人は南極で仕事中で不在であったが)の実家に5日間お世話になり、あたたかいアメリカの家庭でクリスマスを過ごすことができたことは印象に残っているようだ。ニューヨークでは、友人のジェイミーがNYCを歩いてくまなく案内してくれ、ドミトリーで知り合った世界の若者らとも交流して楽しんだようだ。

息子によると、ワシントンDCとニューヨークは、治安が非常に良いが、アトランタとマイアミは、治安が悪いエリアもあり、マイアミのダウンタウンに近いリトルハバナのストリートでは黒人同士の喧嘩が始まり、走って逃げたとか。息子は、旅行中に19歳の誕生日を迎えたのだが、我が子ながらいい度胸をしている。

今年も家族一同、健康第一に、楽しくアクティブな1年を過ごしていきたいものだ。

さて2020年は、東京オリンピックそしてアメリカ大統領選挙の二大イベントが控えているが、やはりマーケットへの影響という意味においては、アメリカ大統領選挙の行方が最も気になるところ。トランプ再選となると、これまでのように選挙で勝つことを意識する必要はなくなり、これまで以上に暴走する可能性は高い。これまでは選挙で勝つことしか考えていなかったため、ある意味で暴走の歯止めになっていたのだ。

それにしてもアメリカ大統領が世界経済の最大リスクとは、何とも笑えない話であるが、これまでにトランプがやりたい放題した結果、側近や取り巻きには、もはやYESマンしか残っていないのだ。トランプの暴走に歯止めがかからなくなり、イランのソレイマニ司令官殺害のように、トランプがやりたい放題やることが個人的には実に怖い。残念ながら今のところ民主党内に大統領にふさわしい人物は見当たらず、アメリカ政治においても人材不足による政治リスクはこれまで以上に高くなっている。誰が大統領になったとしてもアメリカ政治は不安定な状態が続き、マーケットは政治に振り回されるだろう。政治には期待できない。あらかじめ、そのように考えておいたほうが良いと思う。政治リスクがある一方でマーケットは、今年も比較的強く推移すると個人的には予想している。一番の理由は、アメリカの長期金利が低位で推移しており、この状態が長引くことで、株価をサポートすると考えている。もちろん楽観するわけではないが悲観する必要は全くないと考えている。

投資家としての心構えであるが、マーケットの短期的な変動に一喜一憂しないでたんたんと運用計画に従って運用を継続することが重要である。このことを今年も言い続けていきたい。2020年も激動の一年になりそうである。気を引き締めて楽しんでいきたい。
アートディレクターのお客さまからいただいた年賀

お客さまと運用会社をつなぐ

2020年2月現在、中国本土を中心とした新型コロナウイルス拡大による世界経済への影響が懸念されるが、意外にもNYダウやナスダックが史上最高値を更新するなどマーケットは、好調である。当社のお客様は、今回の状況において冷静そのもので慌てて投資信託を売却する人は、一人もいなかった。実に...