2019/09/19

人生で一番楽しかった飲み会

国際社会では、あまりにも、いろいろなことが起こりすぎている。どう考えても混乱の時代であり先行きは不透明である。しかし、どんな時代であれ、どんな世界であれ、自分が信じる道をしっかりと歩んでいきたいものだ。

さて近年、日本では働き方改革が声高に叫ばれている。仕事だけではなく人生をもっと楽しむという意味ではいい方向と思うが、政府や会社に言われる前にそもそも働き方は自分自身で決めるべきものである。私自身は2007年に独立して以来、働き方は自分で考えて、その時の状況に合わせて柔軟に働いている。やるときはやるし、休む時はしっかり休むということである。

当社のお客さまは、基本的に忙しい人が多い。よって平日に合うのは難しい人も多くアポイントが一件もない日も結構あるのだ。そんな時は、平日でも旅に出たり、友人とゴルフしたりして仕事をしない日も結構ある。土日は基本的には休んでいてお客様にお会いすることはないが仕事のメールや電話はかかってくることもある。だから基本的には土日もオフという感覚はないのだ。海外旅行中であっても肉離れで歩けない時もメールや電話での対応は可能であるため、実に便利な世の中である。

平日も通常は夕方5時くらいには仕事を終えるため、仲の良いお客さんと夕方5時から飲みに行くこともある。よって実働時間はかなり短いほうである。多くの会社員の皆さんのようにオンとオフという概念はなく、中浜伸二としては常にオンであり、仕事も遊びもいつでも全力投球している。

そんな私も来年2020年オリンピックイヤーで50歳を迎える。まさか自分が50歳になるとは未だに信じられないのだが、こればかりは仕方がない。年を取ると時が過ぎるのは早いのだ。この半世紀を思い返すといいことも悪いこともあったが、概ねいいことのほうが多く、まさに人生とはマーケットととてもよく似ている気がする。これからもたくさんいいことがあることを期待してポジティブかつアクティブに生きていくつもりである。ファイナンシャルアドバイザーとして長期投資をしっかりとサポートしてお客さまの人生が豊かになるように貢献していきたいものだ。

さて22歳の娘が今年4月から、証券会社に就職し、今まさに社会の荒波に揉まれている。朝4時過ぎに起きて日経新聞を読み、注目記事をノートに貼って毎日、レポートにまとめている。さまざまな資格取得の勉強をさせられて、本当にかわいそうに思う。日本の大企業には、頭の固い人が多く未だに軍隊のような会社が実に多いように思う。もう少し時代の変化に対応して柔軟性を持てばいいと思うのだが。良くも悪くも娘は日本有数に過酷な会社に入ってしまったことは間違いない。悪戦苦闘しながらコツコツと壁を乗り越えていけば徐々に未来が開けるはずである。同期入社で耐えられなくて、やめる人も多いみたいであるが娘には3年間は何とか頑張ってほしいと願っている。しかし駄目なら無理をしないで転職することもありである。娘は、社会人として日々成長していることは確かである。

18歳の息子はアメリカの大学に留学中。勉強が忙しくて、せっかくアメリカにいるということでゴルフバックを買ったものの、ゴルフをする暇も余裕も全くないらしい。息子の様子は基本全くわからないが、娘同様に悪戦苦闘しつつ、日々成長しているはずである。

子供たちが成長して、自分の足でそれぞれの人生をしっかりと歩き始めている。私自身も経営者としてファイナンシャルアドバイザーとして、まだまだ成長できると考えているし、一生頑張るつもりであるが、息子の留学費用を払い終えれば、親としての大きな役目が終わると考えている。年をとるのは嫌だけど4年後をとても楽しみにしている。

話は変わるが子供たちが遊んでくれないので大学時代の友人に声をかけて、5人で山口市の湯田温泉に集まった。関東から3人、大阪から1人、福岡から1人であった。私自身は卒業以来27年ぶりの訪問であった。私の大学時代の記憶は曖昧であるが、山口の街並みを歩きながら友人らの話を聞くうちに様々な記憶が蘇ってきた。正直なところ昔は、山口は田舎で遊ぶところがなく退屈な街だと思っていたのだが、久しぶりに訪れた街の景色や空気、お世話になった方や友人らとの再会そして瓦そばなど郷土料理と日本酒(特に東洋美人は美味しかった)も最高で27年ぶりの山口は素晴らしい街だった。若い頃はなぜその魅力に気付かなかったのだろう。街が変わったこともあると思うが、おそらく自分が未熟だったからだろう。

それにしても9月14日土曜日17時半、山口市の湯田温泉にある居酒屋だんだん茶屋での飲み会は、間違いなく私の人生で一番楽しい飲み会だった。

翌日、5人でレンタカーを借りて下関の唐戸市場(おそらく西日本最大の魚市場だろう。)でお寿司やフグの刺身を食べた。それから関門海峡を渡って福岡で待つ友人3人と合流するために博多に向かった。当然、博多の夜も盛り上がり、深夜に長浜ラーメンを食べて激動の3日間の同窓会は終わった。同級生たちがそれぞれの街でそれぞれの立場で頑張っていることにいい刺激を受けた贅沢な3日間であった。

2年後の2021年秋にだんだん茶屋での再会を約束して、それぞれの日常に戻っていった。



2019/09/07

お客さまと会食

昨晩、お世話になっているご夫妻(お客様)と当社がお世話になっているレストラン、ラー・エ・ミクニにて会食させていただいた。いつもながら料理もワインも美味しくて楽しいひと時であった。

お二人は、私と同世代で創業間もない時期から10年以上にわたって家族の大切な資産運用を任せていただき、以来とてもいいおつきあいをさせていただいている。

ご主人がつい最近、米大手IT企業を退職して、今アメリカで注目されているユニコーン企業の日本法人代表に就任した。非常に能力が高く、努力家で人間性も素晴らしい彼が経営する会社は、これから日本において急速に存在感が高まることは間違いない。どんな成功をするのか注目したい。

当社のお客様は各業界で活躍されている方が多いが、彼の実力は突出しており、将来どこまでいくのか実に楽しみである。彼の新たなチャレンジに私自身もワクワクしているし、自分ももっと頑張ろうと大いに刺激を受けている。

お客さまの資産運用をサポートし、いい関係を長期で続けることなくして、当社のビジネスの未来はない。引き続き、お客様の資産運用・管理について全力でサポートしていきたい。

Bostonでインフレを実感

  昨年7月に続いて先週プライベートで ボストンに一週間程度滞在したのだが、あらためてアメリカのインフレと円安ドル高を実感した。昨年よりも確実に物価は高くなっていた。 まず家族4人でノースエンドのイタリアン人街にあるTrattoria I’ll Paninoに行った時のこと。 炭...