またワシントンDCでは、我が家に3年前にステイした宇宙飛行士の卵、クリス(本人は南極で仕事中で不在であったが)の実家に5日間お世話になり、あたたかいアメリカの家庭でクリスマスを過ごすことができたことは印象に残っているようだ。ニューヨークでは、友人のジェイミーがNYCを歩いてくまなく案内してくれ、ドミトリーで知り合った世界の若者らとも交流して楽しんだようだ。
息子によると、ワシントンDCとニューヨークは、治安が非常に良いが、アトランタとマイアミは、治安が悪いエリアもあり、マイアミのダウンタウンに近いリトルハバナのストリートでは黒人同士の喧嘩が始まり、走って逃げたとか。息子は、旅行中に19歳の誕生日を迎えたのだが、我が子ながらいい度胸をしている。
今年も家族一同、健康第一に、楽しくアクティブな1年を過ごしていきたいものだ。
さて2020年は、東京オリンピックそしてアメリカ大統領選挙の二大イベントが控えているが、やはりマーケットへの影響という意味においては、アメリカ大統領選挙の行方が最も気になるところ。トランプ再選となると、これまでのように選挙で勝つことを意識する必要はなくなり、これまで以上に暴走する可能性は高い。これまでは選挙で勝つことしか考えていなかったため、ある意味で暴走の歯止めになっていたのだ。
それにしてもアメリカ大統領が世界経済の最大リスクとは、何とも笑えない話であるが、これまでにトランプがやりたい放題した結果、側近や取り巻きには、もはやYESマンしか残っていないのだ。トランプの暴走に歯止めがかからなくなり、イランのソレイマニ司令官殺害のように、トランプがやりたい放題やることが個人的には実に怖い。残念ながら今のところ民主党内に大統領にふさわしい人物は見当たらず、アメリカ政治においても人材不足による政治リスクはこれまで以上に高くなっている。誰が大統領になったとしてもアメリカ政治は不安定な状態が続き、マーケットは政治に振り回されるだろう。政治には期待できない。あらかじめ、そのように考えておいたほうが良いと思う。政治リスクがある一方でマーケットは、今年も比較的強く推移すると個人的には予想している。一番の理由は、アメリカの長期金利が低位で推移しており、この状態が長引くことで、株価をサポートすると考えている。もちろん楽観するわけではないが悲観する必要は全くないと考えている。
投資家としての心構えであるが、マーケットの短期的な変動に一喜一憂しないでたんたんと運用計画に従って運用を継続することが重要である。このことを今年も言い続けていきたい。2020年も激動の一年になりそうである。気を引き締めて楽しんでいきたい。
アートディレクターのお客さまからいただいた年賀 |