2020/06/05

お客さまサポート

当社も3月初旬からリモートワークを推進している。コロナ収束後も基本的にお客様サポートは、リモート中心で活動していく予定である。先日、一度もお会いしたことがない方(お客さまからのご紹介)が、3度のZoomミーティングでお客様になった。はじめましてから運用プランのご提案、証券口座開設、そして運用商品購入をオンラインでサポートした。また確定拠出年金の運用に関してもアドバイスして、実際にプラン組み替えをサポートし、とても喜んでいただいた。昨年の今頃、肉離れで足を引きずりながら活動していたこととは大きな違いである。

お客さまからのご紹介だったからこそスムーズであったことは間違いないが、そもそも当社の新規のお客様は、ほぼ100%がご紹介である。だからこそ今回の経験からリモートワークの可能性を感じているところ。

【お客さまへ】
そんなことでメール、LINE、メッセンジャー、電話、Zoom、Teams、Google Meetなどオンラインでお客様のご相談、ご質問に対応させていただきます。資産運用相談だけでなく、住宅ローンや生命保険、確定拠出年金などお金の相談であれば、できる限り対応いたしますので、遠慮なくおっしゃってください。また周りに困っている方がいれば是非、当社の資産運用サービスをご紹介ください(笑)

さて、コロナで世界は、大きく変わった。
日本は、少し落ち着いてきたものの、まだまだコロナ前の日常とは程遠い。独特な空気に包まれる世界であるが本日、私は50歳になった。このあいだまで30代だったはずなのに、人生はあっという間である。毎年来る誕生日にあまり興味はないが、2020年という節目に50歳を迎えた今日という日は、何となく節目のように感じている。うれしくはないが、身が引き締まるそんな気持ちである。

確かに今回のコロナは、ピンチであるが、私自身は、これからの人生について深く考えるいい機会となった。これからの人生を生きていくうえでこの経験をポジティブにとらえ、お客様や家族、友人らと逆境を乗り越えていきたい。

個人も会社も国家もピンチの時こそ真価が問われる。逆境を乗り越えた人、会社、国家は、さらに強くなる。私自身も年齢とともに体力は衰えているものの、精神力はますます強くなっていることを実感している。タレブのいう『反脆さ』を発揮することが理想である。

あらためて私の仕事は、ファイナンシャルアドバイザーであり、お客様の大切な資産を預かる仕事である。今回のコロナショックは言うまでもないが、マーケットに多大な影響を与えている。当社のお客様のポートフォリオも当然、影響を受けているが、投資をやめる人は一人もいない。むしろピンチはチャンスととらえ、多くのお客さまが追加投資を実行し、長期投資を継続している。本当に素晴らしいお客様に出会えたことをうれしく思っている。

長期投資の継続は、忍耐を要する。正しいやり方で投資を継続し、大きく下落する局面で忍耐力を発揮する投資家が大きなリターンを手にするのだ。

収入がなかなか増えない時代に、人生を豊かにするために長期投資は大きな武器となる。ただ人生と同様にいつも順風満帆ということはないのだ。

コロナで大暴落したマーケットは3月中旬から下旬にかけて底を打ち、各国中銀の金融緩和と各国政府の巨額の財政出動がサポートとなり回復基調にある。リーマンショックで金融市場が崩壊した状況とは対照的に金融市場は安定を保っているのだ。当然、実体経済は最悪でこのような危機下において企業収益は大きくぶれるためPERやPBRなどファンダメンタルズはあまり役に立たない。よって今の株価水準が正当かどうか?は誰にも分からない。

だから素人に毛の生えた程度の個人投資家がなんとなく個別株を売ったり買ったりするのは、ほとんどギャンブルであり、成功の見込みは極めて低い。今こそ、賢明な投資家は、質の高いファンドによる適切な分散投資をポートフォリオの基本に置くべきである。

単に長く投資すれば良いわけではない。コロナで世界経済が元に戻るまで4,5年は覚悟しなければならない。これまでの常識が通用しない時代である。企業も国家も個人も変化に対応しなければならない。

Bostonでインフレを実感

  昨年7月に続いて先週プライベートで ボストンに一週間程度滞在したのだが、あらためてアメリカのインフレと円安ドル高を実感した。昨年よりも確実に物価は高くなっていた。 まず家族4人でノースエンドのイタリアン人街にあるTrattoria I’ll Paninoに行った時のこと。 炭...