2021/02/12

ブログ再開

昨日、10年以上にわたって親しくさせていただいている50代前半の開業医の先生とゴルフをご一緒させていただいた。先生は、仕事も趣味も何事にもストイックな方で本当に心から尊敬する人物である。

資産運用に関しては10年以上前に私と一緒に打ち合わせをした運用方針、運用計画に従ってポートフォリオ運用して長年にわたって淡々と投資を継続している。

基本的には投資信託を活用したポートフォリオ運用でBUY&HOLD。日々の株価に一喜一憂しないで、リーマンショック、ギリシャ・ショック、コロナショックも乗り越えて、資産は着実に成長している。すでに一生、経済的に困ることはなく安泰であるが、その資金を預金に置きっぱなしにするという発想はない。長期にわたって預金に置くことは、名目で減らないとしても長期的には物価上昇に負けて実質的に目減りするからである。今日の1億円と20年後の1億円の価値は全く違うのである。これからの世界を見据えて、どこにお金を預けるのが最適なのか?という視点が重要である。

先生は稼ぐ力(フロー)と稼いだお金(ストック)の両輪が長年連動して働いており、ご自身はいつも謙遜されるけれど、間違いなく既に日本を代表する長期投資家である。将来、どこまでいってしまうのか?本当に楽しみである。

そんな先生から昨日『中浜さん、最近ブログの更新してないですね。楽しみに見ていたので、また更新してほしいです(笑)』と言葉をいただいた。私自身、先生の言葉にハッとした。昨年、コロナ感染が拡大して以来、理由はよくわからないけれど、知らず知らずのうちにブログ更新が滞りがちになってしまっていた。

大切なお客様からこのようなご指摘いただき、少し反省しつつ、あらためて定期的にブログ更新を再開しようと思った次第である。

さて、最近の私の仕事であるが、ほぼ100%リモートワークになっている。リアルで一度もお会いしたことがないお客様も20人以上となった。昨年の3月を底にマーケットは反転し、アメリカ大統領選挙でバイデン勝利、FRBの金融緩和の継続、コロナワクチンなどが追い風となっており、マーケットの一部に過熱感も見られている。投資経験の浅い人は、マーケットが崩れる前に一旦売却したほうが良いのでは?と聞いてくるが、長期投資を成功させるために、そのような運任せのやり方は賢い戦略とは言えない。売却することで当然、税金がかかるし、そもそも素人であれ著名投資家であれ、短期的な予測は当たらない。まさに神のみぞ知るということだろう。長年にわたってバブルがはじけるとか猛烈な円高になるとか自身の発言に何の責任も持たない偽物専門家の声を真に受けてはならない。いつの時代も株価は突然上昇するわけで、バブルに関してもグリーンスパンがいったように、はじけなければわからない。短期的な予測は不可能なマーケットであるが、長期では右肩上がりで上がる、これが資本主義社会の根幹である。マーケットが上昇するときにマーケットにいないことこそが大きなリスクである。

マーケットにおける価格変動リスクを避けて、売ったり買ったりするよりも、短期的な価格変動を受け入れて、自分のリスク許容度に合ったポートフォリオを維持して長期投資を実行するほうが資産は間違いなく増えていくのだ。

長期投資のみならず、人生においてリスクをとらなければリターンは生まれない。ただしリスクといっても変なリスクはとってはいけない。リスクに見合ったリターンが期待できるのか?リスクとリターンのバランスが大切である。これまで多くの人をコンサルティングしてきたが、自分だけは雨に濡れたくないと考えて、リスクをとらない人が多い。一方でビットコインやワンルームマンションなどギャンブルのような投機に走る人も多く、両極端である。

ゼロ金利時代においては安全確実に5%のリターンをとれる商品はないのである。

当社は2006年創業以来、15年にわたって投資信託をコアとしたポートフォリオ運用を推奨してきた。一例であるが12年前にお客様にご投資いただいた株式型の投資信託の基準価格は、3倍以上になっている。複数の銘柄にリスク分散して3倍というのは、リスクとリターンのバランスが良い。あらためてであるが投資信託による運用は、税金を繰り延べてくれる。投資信託(ファンド)が企業から受け取る配当や利息は非課税であり、ファンド自体が株式を売却した際のキャピタルゲインも非課税であるため、投資家は良いファンドを保有している限り税金を繰り延べることができるのだ。複利効果を最大限に享受できるこの仕組みが、投資信託の最大のメリットなのだ。

素人に毛の生えた人たちが、好奇心で個別銘柄(ETFも含む)を売ったり買ったりしている。もちろん自由にやればいいと思うが、まず勝ち目はないゲームだろう。

アメリカのロビンフッドの問題(学生がオプション取引で巨額負債を抱えたと誤認して自殺)もそうであるが、日本も世界においても、賢明な投資家は、ごくごく少数派である。長くなった人生、経済が成熟する中で投資の巧拙が人生に大きく影響を与えるにもかかわらず、適切な投資教育は提供されていない。ネットに蔓延する信用できない情報ではなく真に役立つ投資教育が必要だと感じる今日この頃である。

祝 松山英樹 マスターズ制覇

 私が松山英樹のファンになったのは、約10年前のことである。彼の出身が愛媛の松山であること、そして彼の発するオーラから世界に通用するゴルファーである予感がしたためである。 以来、松山のラウンドは殆どテレビ観戦してきたし、LIVEで見れないときはビデオ録画して一打一打チェックしてい...