2023/05/26

Bostonでインフレを実感

 昨年7月に続いて先週プライベートでボストンに一週間程度滞在したのだが、あらためてアメリカのインフレと円安ドル高を実感した。昨年よりも確実に物価は高くなっていた。

まず家族4人でノースエンドのイタリアン人街にあるTrattoria I’ll Paninoに行った時のこと。

炭酸水750mリットルが2本で3000円。比較的リーズナブルなワインボトルを2本、パスタ3皿とヒレ肉そしてデザートなしでお会計は、約5万円。滞在時間は、90分程度。このお店は、とても美味しいけれど決して高級店というわけではない。日本であればせいぜい2万円程度だろう。

1週間毎日外食したのであるが、感覚的にはレストランは、日本の2.5倍から3倍の価格。

先月、息子がニューヨークに旅行して一蘭ニューヨークでラーメンを食べたのだが、私のカードへの請求は、4300円だった。トッピングは、一つだけ。

アメリカは、とりわけエッセンシャルワーカー、レストランの店員やUberドライバーなどが不足気味で、以前よりもサービスが低下している気がした。当然、このインフレで生活が苦しくなっている人もいるため、チップも高くなっている印象である。

どのレシートにもSuggested Tips 18% 20% 25% と記載されており、半ば強要される仕組みでチップを払わないと露骨に嫌な顔をされるのだ。例えばイタリアンレストランでの会計では、チップは、20%で50ドル程度であった。今のレートで7000円超となる。とても美味しいのだが、日本人にとってはお得感はない。ただお店は、大繁盛しており、しばらくこの状況が継続するだろう。アメリカのインフレは、ピークに達したが、粘着性が強くしばらく高止まりすることを確信した。



Bostonでインフレを実感

  昨年7月に続いて先週プライベートで ボストンに一週間程度滞在したのだが、あらためてアメリカのインフレと円安ドル高を実感した。昨年よりも確実に物価は高くなっていた。 まず家族4人でノースエンドのイタリアン人街にあるTrattoria I’ll Paninoに行った時のこと。 炭...